どんな状態のときも、存在価値に優劣はない ♡天上天下唯我独尊♡



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「あるべき自分である必要などどこにもない」 という氣づきをいただける藤原東演氏の講話を引用いたします。



。 。 。 。 。 。 。 。 。 。


 柳田邦男氏が、「自分を見つめるもうひとりの自分を育てる」というテーマで、小学三年生の田村優里さんの感想文を紹介していた(『人生やり直し読本』)。


 優里さんは体育が苦手で、時々ずる休みをしていた。それを知った母は、マックス・ルケード作 『たいせつなきみ』 という絵本の読み聞かせをした。彫刻家エリがつくった木の小人たちウイミックスの話である。


 ウイミックスたちは、みな金色と灰色のシールを持っていた。すぐれていると金色が、ダメだと灰色が貼られてしまう。何をやってもダメな小人パンチネロは、灰色ばかり貼られて落ち込んでいた。だが、エリは 「気にするな。みんな同じウイミックスじゃないか」 と語り、「私は、お前のことをとても大切だと思っている」 と言ってくれた。さらにパンチネロに 「みんながどう思うかなんていうことよりね。シールがくっつくようにしたのは、お前自身なんだよ。どんなシールをもらえるかって気にしていると、シールのほうもお前にくっついてくるんだ」 と教える。


 優里さんは自分にパンチネロを重ねている。つまり自分を見つめるもう一人の自分に出会っている。


母は 「ゆう里は、ゆう里だよ。お父さんとお母さんの大切な子だよ。ほかの友だちとちがくて(違って)いいんだからね。体育が苦手でも、ゆう里は本と歌が大好きじゃないの。世かいで一人しか、田村ゆう里はいないんだから」 と話した。


優里さんはかけがえのない自分に目覚めて、生きる自信を取り戻していった。



出典:




読みながら無意識に、こんなことを思っていました。。。



なんてすばらしいお母さんなのかしら……


優里さんは、こんなお母さんの子どもでしあわせね……


それに比べて、わたしなんて、母から

「あなたは体育が苦手だ。運動神経が鈍い。みんなのようにできない」

などと小さいときから大人になっても言われ続けてきた……



それに、今の自分は

子どもたちをちゃんと愛せていない……




そう、わたしは

他人と自分を能力の優劣で比較することには、なにも意味がない

というお話を読みながら


無意識に


「優里さん」と「自分」を

「優里さんの母」と「自分の母」を

「優里さんの母」と「自分」を


比較していたんです。。。




われながら、アホやなぁ……


無意識の思考に巻き込まれないように注意ですね☆



もちろん、優里さんの母のような対応ができたら、とてもすばらしくて理想的だと思います。


わたしも見習いたいです!


でも、「優里さんの母」と「自分の母」と「自分」を比較しても、仕方のないことですね。




両親たち家族にダメなところがあったから、

育てられ方が悪かったから、


自分は不幸だった

とか


自分は可哀想だった

とか


ダメな自分のせいで

お母さんが不幸だ

子どもたちが不幸だ

と罪悪感を持つ

とか……


そうやって、過去のせいや、現在の家庭環境のせいにしたり、自分の能力の低いせいだと罪悪感を持つのは、過去や執着に自分を縛り付けておくことだからです。




「シールがくっつくようにしたのは、お前自身なんだよ。どんなシールをもらえるかって気にしていると、シールのほうもお前にくっついてくるんだ」

と言うエリの言葉のとおり


「自分がどうあるか」

を選んでいるのは

他の誰でもなく

いつも自分なんですよね。



:*゜..:。:.::.*゜:.。:..:*゜..:。



「わたしは、両親を選んで生まれてきたんだ」

と感じられるようになってから


「過去の瞬間瞬間のすべてが、そのときの自分にとって必要な体験だったんだなぁ」

と感じるようになりました。



それは

「理想的な両親ではなかった」ことが

「わたしの魂にとっては理想的だった」

という

わたしの在りかた」を

自分で選ぶ

ということです。




優里さんの人生は

優里さんだけの人生であり


わたしの人生は

わたしだけの人生です



人間は誰もが、誰とも比較する必要などない唯一の人生を生きています。


一人ひとりが、かけがえのない唯一無二の存在なんですね。




なので、どっぷりアダルトチルドレンで心も身体も病んでいたことさえも、この人生だからこそ体験できた、かけがえのない体験です。




ご先祖様に、両親に、夫に、子どもたちに、すべての出逢いに、すべてのご縁に、わたしを生かしてくださったすべてに、ほんとうに感謝しかありません。



完璧でも理想どうりでもない 自分を

完璧でも理想どうりでもない 祖母を

完璧でも理想どうりでもない 父を

完璧でも理想どうりでもない 母を

完璧でも理想どうりでもない 夫を

完璧でも理想どうりでもない 息子たちを

完璧でも理想どうりでもない みんなを


いとおしく感じて



瞬間瞬間を精一杯に生きている魂たちに


「ありがとうございます」


をお伝えます





天上天下唯我独尊



宇宙に存在する一人ひとりがみな


誰とも代わることのできない

尊い存在



誰かと比べて

相対的に尊いというのでなく


何一つ加える必要はなく


あるがままのいのちのままで

絶対的に尊い存在




.。. :*.。. : ☆.* .。. : *

 あなたの今日が

 愛でみたされますよう☆.。:*

.。. :* ・☆.。. :* .。 . :*



御覧くださり

ありがとうございます


♡ 感謝 ♡



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